ゆるりブログをご覧いただき、ありがとうございます。
どうぞ ごゆるりとなさっていってください~
こんにちは。ゆる丸です。
前回の記事でちょっとだけ触れましたが、今回は福岡市にある博多座について
皆さんにご紹介したいと思います。
博多座の基本情報はもちろん、おすすめの名物や豆知識なんかもありますので是非ご覧ください~
博多座ってどんな劇場?

- 九州最大級の演劇専用劇場
- 毎年2月・6月は歌舞伎が上演
- ロビーはまるで物産展!?
- 抜群の利便性
それぞれ詳しく解説していきます~!
九州最大級の演劇専用劇場
博多座は1999年に開場して今年で26年!
歌舞伎が上演される他の劇場と比べるとまだまだ新しいですかねぇ~
歌舞伎だけではなく落語や芝居、ミュージカルや宝塚など毎月色んなジャンルの作品が上演されています。
廻り舞台、花道、セリ、オーケストラピットなどの設備を兼ね備えているため、あらゆる演出に対応できる劇場となっています。
客席数は約1500席と九州最大級!
3階席までありますよ~

すべての階の席に座ったことがあるんですが、どの階からでも
舞台が見やすくて快適でした~
椅子もふかふか具合が丁度よくて腰が痛くなったことは今のところありません。
毎年2月・6月は歌舞伎が上演
博多座は2月と6月に必ず歌舞伎公演があります。
※2009年のみ2月ではなく10月に公演がありました。

今年は8月と10月にも歌舞伎が上演されました~
期間はそれぞれ7日、6日と短かったですが。
ちなみに博多座のこけら落とし公演も歌舞伎でした。
その名も
『こけら落とし博多座大歌舞伎』
十二代目市川團十郎の「勧進帳」、七代目尾上菊五郎の「弁天娘女男白浪」、四代目坂田藤十郎(当時は三代目中村鴈治郎)の「京鹿子娘道成寺」など。
そうそうたる顔ぶれに歌舞伎といえばの演目がズラリ!
これはかなり大変なチケット争奪戦だったのでは…!?
観劇された方が羨ましい!
ここで今年6月の歌舞伎公演の紹介をちょっとだけ。
今年は中村勘九郎さん、中村七之助さんの中村屋兄弟が博多座へ7年ぶりに出演されました。
ちなみに演目はこちら↓
昼の部
一、双蝶々曲輪日記 引窓
(ふたつちょうちょうくるわにっき)
二、お祭り
三、福叶神恋噺
(ふくかなうかみのこいばな)
夜の部
一、菅原伝授手習鑑 道行詞の甘替
(すがわらでんじゅてならいかがみ)
二、怪談乳房榎
(かいだんちぶさのえのき)
歌舞伎を観たことがなかったゆる丸でも、ご兄弟のお名前は知っていたので観劇できて嬉しかったです。
なんとな~く七之助さん派かしら~なんて思っていたのですが、お祭りの勘九郎さんにやられました……めちゃくちゃカッコよかった……アレなんなんですか??あの粋でいなせな鳶頭!!危ない!!
七之助さんは昼の部3つ目の演目で主役だったんですが、この役が健気でもぉ~~可愛くて可愛くて!!
お話も面白くて何回でも観たい!と思わせる演目でした~
おふたりとも本当に素敵でした!!
また博多座に来てくれるといいなぁ~
6月の公演に先立ち、出演される俳優さんが船に乗って川を下りながらご当地到着をお披露目する船乗り込みが行われます。
江戸時代の文献にも記録が残っている歌舞伎ならではの伝統行事なんだそうです。
現在では福岡と大阪で見ることができ、博多の初夏の風物詩となっています。
今年の船乗り込みは土曜日ということもあってか約3万5千人(!)の方が詰めかけ、大きな盛り上がりをみせました。

一度は現地で見たいと思っているんですが、5月下旬の午後から(だいたい14時)という暑い時季の暑い時間にやるので外出するのが億劫で未だ見られず……来年こそは…!(フラグにならないといいですが(笑))
↓今年6月に撮った写真。(正面入口)

大きな赤い提灯と横断幕?がお出迎えしてくれました。
この横断幕、今月行ったとき無かったので
いつもあるわけじゃなさそうなんですよね~…まぁ青いし見られたらラッキーということで!(テキトーです(笑))
劇場へは階段を上がって行くのですが(エスカレーターもあります)、その階段が装飾されることもあります!

入口だけでもワクワクしますね~~
ここを進んで場内へ入るとエントランスなんですが、大理石の床に大きなシャンデリアというなんともクラシカルな内装です。
そんなエントランスの床のどこかにはアンモナイトの化石が埋まっているそうですよ!

ご興味のある方はぜひ探してみてください~
ロビーはまるで物産展!?
博多座のロビーにはたくさんの売店が軒を連ねています。
筋書、公演グッズ、お弁当はもちろん、パンや甘味、福岡のお茶の産地である八女茶や乾物など色んな物が販売されています。
博多座限定グッズはもちろん、お土産として人気の‘’通りもん‘’ や ‘’めんべい‘’などのお菓子、博多織で作られたポーチなどの小物もあるので、博多座土産だけでなく福岡土産もここで買えちゃいます!

本当にちょっとした物産展状態で、すれ違うのも大変なくらいお客さんがすごいです!
わちゃわちゃしてて楽しいですよ~
作品によりその公演期間限定で出店されるお店もあり、「この前来たときには無かった」お店に出会えるので、いつ行っても飽きることなく楽しめると思います。
お食事処とカフェはそれぞれ1つあります。(1階のラウンジにもそこまで広くはないですがお食事できるお店があります)
まだ利用したことがないですが、行った時はこのブログでご紹介しますね~
イチオシ!博多座名物
ここで!おすすめの博多座名物を2つご紹介します~
・博多座あんぱん
博多座の焼印が入ったあんぱん。
あんこがお上品な甘さでとっても美味しいですよ~!
生地もふかふか。
お弁当食べるほどではないけど何かちょっとお腹に入れたい時にピッタリなサイズ感です。
(税込¥250)

本当はもっとしっかり博多座の焼印が入っているのですが…まぁ個体差ということで(笑)
上に博多座のロゴ下に博多座の文字が入ってます。

あんこがたっぷり!

ちなみにこちらが博多座のロゴ。
歌舞伎感があっていいですね。
ビニール袋ですみません!(笑)
・博多座きんつば
中にあんこがぎっっっしり!!!
こんなに入ってるのに甘さひかえめで見た目に反してあっさりと食べられちゃいます。
皮はとても薄くて皮1:あんこ9の割合(個人的感想です)
抹茶味もあります!
(税込¥300)

背景ごちゃごちゃはお気になさらず!
あんこ尽くしですが(笑)
どちらもとても美味しいので博多座にお越しの際はぜひご賞味ください~~!
(※価格は2025/10/07時点のものです)
さて誘惑がたくさんあるロビーですが、中央には馬蹄階段という馬のひづめのような形をしたU字型の階段があります。
その階段の真ん中に歌舞伎演目「勧進帳」にでてくる弁慶、義経、富樫が乗った博多祇園山笠の飾り山笠の模型が!
ちなみに2階の客席ロビーには歌舞伎演目「暫」の一場面を博多人形で作った作品が展示されています。
他にもエントランスからロビーへ行く途中の壁に風神雷神の博多織のタペストリーが飾られていたりと、至るところで博多を感じられる作品や博多の伝統工芸品を見ることができます。
お時間のある時にでもぜひご覧ください~
抜群の利便性
博多座はとっても交通の便がよいのです。
バス停は目の前、地下鉄駅直結!
地下鉄を利用すると福岡空港からは約10分、博多駅からは約4分で着いちゃいますよ~

天神から来られる方は1駅だけの乗車なので、なんとっ約1分で着きます!
博多駅や天神からならバスも乗り換えなしで行けますが、急いでる時や雨の日は地下鉄がおすすめです~
(ちなみにバスだと博多駅から約15分、天神から約10分です。)
福岡空港からは直通のバスがない(2025/10/07時点)ため博多駅で乗り換えないといけません。
それはちょっと面倒…という方にもやはり地下鉄がおすすめです。

空港と都心が近いのは本当に便利ですよねぇ~
■福岡空港から
・地下鉄
空港線 姪浜方面行き
「中洲川端駅」下車
(川端改札口・7番出口へ)
■博多駅から
・地下鉄
福岡空港からと同じ行き方です
・バス
博多バスターミナル1F(2のりば)
「川端町・博多座前」下車
※必ず1Fのりばからご乗車ください。2・3Fは高速バスのりばです。
■天神から
・地下鉄
空港線 福岡空港方面行き
「中洲川端駅」下車
(川端改札口・7番出口へ)
※天神は七隈線という路線もありますが空港線を使います。
※福岡空港行きにご乗車ください。
姪浜行きは逆方向です。
・バス
「天神大和証券前(14のりば)」
「天神福銀本店前(13Aのりば)」
のどちらかに乗車
「川端町・博多座前」下車
博多座への行き方を簡単にですがご紹介しました。
博多座のホームページには改札をでてからの行き方の動画もあるので分かりやすいかと思います。
Xにもポストがあったので載せておきます~↓
舞台も終わったしロビーも楽しんだし帰ろうかなと思っている方~!
こちらをご覧ください↓
博多座近くの飲食店や商業施設で当日観劇した半券を提示するとお得なサービスが利用できます!
※対象店舗や詳しい内容は博多座ホームページをご覧ください。
気になるお店があれば是非ご利用されてみてください~!
いかがでしたでしょうか。
博多座の魅力が少しでもお伝えできていれば嬉しいです。
特別なひとときを提供してくれる博多座。
ぜひ一度訪れてみてください~
長くなりましたが最後までご覧いただき、ありがとうございます!
またどうぞお立ち寄りください~
それでは。


